数理シンポジウム「記憶のメカニズムを理解する−数理解析からのアプローチ」のご案内

数理シンポジウム「記憶のメカニズムを理解する−数理解析からのアプローチ」のご案内

以下の要領で新学術領域「記憶ダイナミズム」主催のシンポジウムを開催します。
みなさまふるってご参加ください(参加費無料)。

日程:2015年9月18日(金)14:00~18:30
会場:東京大学大学院農学生命科学研究科 フードサイエンス棟 中島薫一郎記念ホール

記憶行動の表出は、膨大な数の神経細胞の活動により裏打ちされています。ウェットな神経科学では、記憶行動と因果関係を持つ、神経細胞またはシナプス活動の挙動を分子レベルから掘り起こして記載し、記憶行動と対応付けていきます。しかし得られるデータの表層的な解析だけでは現れてこない原理の抽出や、記憶行動を裏打ちする神経細胞集団の動作アルゴリズムを集約して理解するには数理解析からのアプローチが必要です。本シンポジウムでは記憶研究に関連した数理研究から、ウェットな記憶研究がどのようなインスピレーションを得ることが出来るのか?またウェットな記憶研究の成果が、数理に依る記憶研究にどのようなインパクトを与えることが出来るのか? について議論していきたいと思います。是非ご参加下さい。

講演者(敬称略)
青西 亨(東京工業大学・大学院総合理工学研究科)
「階層ベイズ法による大規模カルシウムイメージングデータからの細胞検出」
石原 健(九州大学大学院・理学研究院)
「線虫頭部全神経の活動ダイナミクスの解明に向けたアプローチ」
池谷 裕二(東京大学・大学院薬学系研究科)
「複雑な迷路内の探索パターンの数理解析など」
齊藤 実(東京都医学総合研究所・学習記憶プロジェクト)
「新規On-demand型ドーパミン放出機構について」
石井 信(京都大学・大学院情報学研究科)
「機械学習に基づく神経システム同定法」
廣井 誠(東京大学・分子細胞生物学研究所)
「ショウジョウバエのキノコ体軸索部における匂い情報受容の定量的解析」
豊泉 太郎(理化学研究所・脳科学総合研究センター)
「スパイン揺らぎのもとでの学習理論」
森本 菜央(名古屋大学大学院・理学研究科)
「馴化メカニズムの理解のためのショウジョウバエ聴覚行動のモデル化」
深井 朋樹(理化学研究所・脳科学総合研究センター)
「海馬神経回路の動態と機能を探る理論的試み」
(講演順)

尚シンポジウム後に懇親会を企画しておりますので、事務局までメールにて、出席のご連絡を頂ければと存じます。

新学術領域「記憶ダイナミズム」代表
東京都医学総合研究所・学習記憶プロジェクト
齊藤 実

領域HP:http://memory-dynamism.jp/index.html
領域事務局メールアドレス info@memory-dynamism.jp